◆◇わたしは異能者◇◆

それは友人の書いていた小説の中での出来事。
秋も深まり、緋色に或いは黄金色に色づき、舞い散る落ち葉。
その森で駆け回る悟空。
やがて三人の元に戻ってきた彼は、その身体のあちこちに落ち葉を着けている。
そんな彼を見て八戒は微笑みながら口を開いた。

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