「ホットコーヒー四つ、お待たせしましたぁ。」
「あ、有り難うございます。」
「……砂糖は?」
「あー、こっちにシュガーポットあるわ。ホレ。」
「終わったら俺にも回してー。」
「分かった。」
「は〜。やっぱコーヒーに限りますね。落ち着きますね。」
「まァな、タバコの次くらいにはな。」
「そんで、タバコ+コーヒーがいちばんなんでしょ?」
「そうそう!」
「タバコ吸うヤツみんなそう言うよな〜。
でもタバコ吸いながらコーヒー飲んだ後って相当口臭いぜ?」
「マジでか!」
「マジですよ。近付いただけで相当臭ってますよ。ねえ?」
「そうそう。……つーか三蔵、砂糖まだ?忘れて……(絶句)」
「……るワケじゃないんですね、
それなんていう飲物なんですか?
なんか見てると胸が悪くなってくるんですけど。」
「コーヒーだ。」
「ああコーヒーだな。なんかかわいそうなコーヒーだな。」
「僕には砂糖にコーヒーがしみこんでいるようにしか見えません……!」
「飲物じゃないじゃん!それ飲物ですらないじゃん!かわいそうな砂糖じゃん!」
「コーヒーだ。」
「どれだけ甘党なんだよアンタ……うっぷ。」
「僕、もうちょっとコーヒーは……。」
「俺も取り敢えず砂糖はいんねえ……。」
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