A怒り B哀しみ C笑い |
―ある日、戦闘中のこと。 悟浄「クソッ、囲まれたか!」 三蔵「ウッソ、信じらんなァーい」 悟浄「……え?」 三蔵「隙ありィィィィィ!」 ―ガウン 悟浄「待てー!俺を撃ってどうする!俺に隙を作ってどうする!」 三蔵「フン、油断してるとどうなるか教えてやったんだよ。」 今のは何だったんだ……! |
ある日、宿屋にて。 悟空「見て見て見て見てジャーン、コーソンの スーパーデラックス冬の決定版肉まん(数量限定) いーだろー!」 三蔵「……ひとつか?ひとつしかないのか? オレによこせ!」 悟空「……え?イヤ、アレ?ハンとかフンとかくだらんとかそんなんじゃなく?え?」 三蔵「よこせと言っているだろうがァァァァ!」 悟空「イヤうん、そこまで言うならちょ……あ。」 ―グシャ←スーパーデラックス(以下略)落下 悟空「……。」 三蔵「……フン、くだらんな。」 悟空「おーれーのーにーくーまーんー(涙)!」 今のは何だったんだ……! |
ある朝、宿屋にて。 三蔵「おい、ここにおいておいた新聞知らないか?」 八戒「あ、それ今日のだったんですか?昨日のかと思ってさっき捨てちゃいましたよ。 まだきれいなままかも……ちょっと待ってくださいね。」ガサガサ 三蔵「……。」 八戒「あーありましたありました、汚れてませんよ。三蔵?どうしたんですか?」 三蔵「……。」 八戒「三蔵……そんなに新聞好きだったんですか?分りましたが、 黙って泣かなくてもいいじゃないですか。 ね?ホラ、ありましたから新聞。」 三蔵「……あった?」 八戒「ええ、ホラ。」 三蔵「……フン、ならいいんだ。」 今のは何だったんだ……! |
ある夜、宿の個室にて。 三蔵「フハハハハハ」 三蔵「フン、笑わせてくれる。」 三蔵「ハッ、ちゃんちゃらおかしいな。」 一方、廊下。 悟浄「な―アレ怖いんだけど。なにしてんのアイツ?」(部屋が右隣) 八戒「さー、なんかテレビはかけてるみたいですけど。」(部屋が左隣) 悟浄「何見てたらあんなリアクションになんだよ!」 八戒「自分で確かめて来たらいいじゃないですか。」 悟浄「イヤだよ近付きたくねーよこえーよ!」 ―ガチャ 悟・八「うわ」 悟空「何してんの二人とも?」 悟浄「お前もいたのかよ!なら話がはえー、三蔵、アレ何見てんだ?」 悟空「あーアレ、 笑金見てんだよ。 いっつも見てるよ。」 悟浄「……え?」 八戒「ということは……アレは面白いなあとかそう言う意味のおかしい?」 悟浄「そういう意味の笑い?」 悟空「……まあ、一応そう……。」 悟浄「……うわー……。」 今のは何だったんだ……! |