+あけまして2012年、時の流れを感じよう+

「今年のおせちは何入ってんのー!?」
「フッフッフー、それは年が明けてのお楽しみ☆ですよ!」
「……てーかさ、今年って言うか、今何年?て言うかいつからどんだけ経ってんの?
「ちょ、おま……!それは俺たちみたいなのは『触れてはいけない話題』なんだよ!」
「イヤでもさあ……」
「まあそうですよね、PHSが気が付いたら携帯に取って替わられ、画面はカラーになり着信音が着うたになってテレビが見られるわネットも出来るわ、あまつさえコレですからねコレ
「そうそうコレコレ
「言うなよ!つーか文字だけで『タッチパネルを操作するジェスチャー』を表現しようとするなよ!」
「……親切な解説だな。」
「ショートメール(笑)とか何だっけ?って話だよなー。」
「そうそう、それにイマドキの子は『楽譜を見ながら着メロを自分で入力する』なんてことは知らないわけですよ。」
「あったなー、アレ三和音とか四和音になるとスゲー大変で……ってだからそういう話は駄目だって!」
「……ノリツッコミしながらよく言うな。」
「テレビと言えば、地デジ化だか何だか知りませんがすっかり薄くなっちゃってまあ……」
「悟浄の部屋のテレビとかそのうちいつ時代(笑)?って話になっちゃうよなー。」
「帰ったら電化製品の買い換えとか大変ですねー、僕ら無職なのに!あっはっは」
「それは笑い事じゃねぇよ!……そこらへんどうなんスかリーダー?」
「……給料は出ねぇからな。」
「テレビと言えば……







今年からはもう水戸黄門が無いんですよ!
「……そうなの?」
「そうなんです!!」
「八戒、怖ぇ…‥。」
「そりゃ怖くもなりますよ!これでテレビ時代劇の新作連続物は作られなくなるワケです!
日本のひとつの文化が消滅の危機に晒されてるんですよ!?」
「う、うん……」
「僕が思うにはですね、石●浩二です!あの人が全部悪いんです!」
「そ、そうなのかな……」


その通りだァァァァ!!!


「さ、三蔵!?」
「アイツが中途半端な考えで今までの流れをブッた切ってくれたおかげで、アイツの降板後も結局以前の設定をそのまま利用することが出来ず出演者・設定などを変えざるを得なくなり視聴者離れが加速したんだ!」
「そう!ただでさえ一度離れた視聴者は戻ってこないと言うのに!」
アレは水戸黄門の黒歴史だ!!
「その通りです!だからオフィシャルホームページには欠片も痕跡が残っていないんです!」
「俺の……俺の、






『毎週録画』



をどうしてくれるんだァァァァ!」
「フフン、甘いですね三蔵、僕は『探して毎回予約』で無駄なくかつ外付けHDD増設で容量も万全!
……まあそれもすべてここから先は無用になるわけですけどね……。」
「イヤ分からん、まだ、特番などで単発でやる可能性も無いとは言い切れん。
そのときは貴様の『探して毎回予約』……」
「もちろん!もちろんお譲りしますよ!地上波は安心のダビング・テンですから!
「……すまんな。」
てゆーか、あったの!?君たちがあっち出てきたときそういうのあったっけ!?







あ……そういや、今日から再放送のドラマ見たいの始まるから予約しとかなきゃ。







「何!?おまえまで何言っちゃてんの!?」
「うーん?携帯で自宅のLAN回線につながってるレコーダーの予約録画設定してんだけど。」
「何!?なんなのこのITっ子!!」
「なんだと悟空、俺に黙ってそんなことを……!」
「だって三蔵に言ったら結局、三蔵の見たいもんばっか録らされて容量足んなくなっちゃうじゃーん。」
「……どうでしょう、三蔵、このあたりで適当な貸家を見つけて最新の録画環境を整え帰りにそのHDDを回収していくと言うのは……?」
「……なるほど。このカードの出番だな!」
「もうやだ!このひとたちもうやだ!帰りたい!」
「あ、悟浄、今の顔面白い、twitterに載せたいからもっかいやって!」
「オメーもだよ!!」

いんや久々に書きましたねぇー。やめたわけじゃないのようと言う意思表示を兼ねまして新年のご挨拶。原作の方はいろいろ大変ですが、いちファンとしてどんな形でも「ストーリーが完結する」のを見たいと言う思いです。
しかし、技術は日進月歩、今の子たちは『テレホーダイ』とか知んないワケですからねえ……。
つーかコレ読んで面白いのかな大丈夫なのかな!(2012/01/01)

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