+お正月の思い出2006+
悟浄「有り得ない!有り得ない!この俺の努力は何!」
八戒「たって毎年毎年今までゲームで失敗してるんですから今回は無しで。」
三蔵「俺は呑めれば問題無い。」断言
悟空「でもちょっと気になるんだけど聞くだけ聞いてみていい?何用意してたんだよ?」
悟浄「フッフッフ、よくぞ聞いてくれましたァ!これだ!
どんじゃら!
しかも絵柄はSDガン○ム!」
三蔵「どんじゃら……?」
八戒「毎度毎度そう懐かしいものを何処から発掘してくるんですか……。」
悟空「で、なんなんだよどんじゃら。」
悟浄「フッフッフ、よくぞ」
八戒「マージャンより牌が少なくてー、マージャンより分かり易いんです。お子様マージャン?みたいな。」
悟空「……だったらマージャンでいいじゃん……。」
三蔵「……今のは洒落か?」
悟浄「分かってない!分かってないな!」
三蔵「洒落なのか?」
悟浄「この絵柄がポイントなんだ!数字、色の組み合わせによる役に加えて、
モビルスーツとパイロットを組み合わせたりとマニアックな役が盛りだくさん!」
悟空「うわあ……。」
八戒「……。」
悟浄「さーらーに」
三蔵「うるせえこのエロガッパがァ!今話してるのは俺だァァ!
……今のは洒落なのか?」
悟浄「三蔵結構キテんな……。」
八戒「結構……呑んでますね。アナタもですけどね。」
悟空「え?」
三蔵「貴様言っただろうが!
マージャンでいーじゃん
となァ!俺は聞いたぞ!」
悟空「あ、ごめん偶然偶然、そんな寒い」
三蔵「実にいい!
マージャンでイージャン……2006年笑いの世界はお前が牛耳ったも同然だ!」
八戒「悟空……逆らわないのが身の為です。」
悟空「そ、そうかな、ありがとう三蔵!」
三蔵「うんうん……マージャンでいーじゃんか……フフフフフ」
悟浄「三蔵が笑ってるよ……。」
八戒「言っちゃ悪いですけど怖いですよね……。」
悟空「ところでさァ!俺、あんま知んないんだけど普通正月とか年越しとかって何すんの?」
(さりげなくなく話題転換を図る。)
八戒「どうでしょうねえ。おうちによっても違ったりするんじゃないですか?」
悟空「そうそう、そういうの聞きたい!悟浄とか子供の頃どうだったんだよ?」
悟浄「俺かー?そうだな……母さんがごちそうとか作ってさ、作るんだよ、作るんだけど、
俺は蚊帳の外なんだァ!
どうしてどうしてどうして、やめてよ母さん……!」←マジ泣。
悟空「・・・・・・。」
八戒「触れてはならないトラウマに触れてしまったようですね……。」
悟空「・・・・・・。」
八戒「でも心配することは無いです。基本的には呑み過ぎの酔いどれです。かなりキてますね。」
悟空「あああああのさあ、じゃあ八戒は?」
八戒「僕ですか?僕は施設の育ちですから……みんなでこう新年を迎える準備とかはしてた筈ですけど、
僕は基本的には参加しませんでしたね。
今思えば可愛げの無い子供ですよね……フフフフフフ、ええ根暗ですからどうせ……。」←プチ鬱。
悟空「何、地雷原?俺、地雷原突入?」
三蔵「俺だ!俺に聞け!俺にも聞いてくれ!」
悟空「あーハイハイハイハイ、じゃあ三蔵のお正月の思い出って?」
三蔵「カウントダウンだ!年越しと言えばカウントダウン!」
悟空「(意外にまともな入りだな……)へー。家でカウントダウンって?」
三蔵「お師匠様直伝のカウントダウンだ。まずは、蝋燭を100本用意する。」
悟空「へえ……?」
三蔵「その蝋燭全てに火を灯し、座に集まったものが、
怪談を披露する。
ひとつ話せばひとつ蝋燭を消す……年が明けるまでに100話達成するのがなかなか難しくてなあ。」
悟空「待て三蔵、いくら俺が世間知らずたって分かるよ!それは違うよ!むしろそれは夏のイベントだって!」
三蔵「何だと?貴様、俺の話が信用出来んのか!?」
悟空「違うよ!三蔵ソレ騙されてるって!」
三蔵「俺はまだしもお師匠様を悪く言うのは見過ごせん!
言い訳はあの世でしろ!
死ね。」
―ガウンガウン
悟空「結局そうなの?そうなんのか?」
三蔵「避けるなァ!」
悟空「避けるよ!」
―ガウン
悟空「ぎゃあああああ」
悟浄「母さん……ひどいよ母さん……!」
八戒「ええ、子供時代が根暗だってね……?結果オーライですよね?」
三蔵「死ねぇ!」
何やらかにやら年越しネタは何とか出しましたの2006年。
本年もどうぞよろしくお願い致しますー。
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